Lesson7. 参考にする情報

競馬の予想は究極の「情報戦」だとも言われます。
この「情報戦」には2つの意味があります。
一つは特定の人しか知らない「情報」があること、もう一つは特定の人しか活かせない「情報」があることです。

前者の例は馬の調子です。調教などもその一種ですが、実際その競走馬の調子が100%かどうかは調教師等の競馬関係者しか知りえない情報です。
後者の例は血統です。出走馬の血統は公式情報として公開されていますが、血統を理解していない人しか予想に活かすことはできません。

今回は後者を含め、公式HPや競馬新聞で提供されている情報の一部をご紹介します。

レース情報

競馬場競馬場によって競走馬の得意不得意があったり、長距離輸送への耐性の差があったりします。
距離距離によって競走馬の得意不得意があります。
レース条件レースのクラスや負担重量の差もレース結果に影響を与えます。
天候晴か雨かによって各競走馬の発揮する能力に差が生じます。
馬場状態馬場状態によって各競走馬の発揮する能力に差が生じます。
出走頭数出走頭数によって競走馬の位置取りやレース運びの方法が変わってきます。
ペース逃げ馬や先行馬の数によってレースのペースを推定し、予想に反映します。

各出走馬の今回の情報

枠番枠番による有利不利があるコースも存在します。
馬体重馬体重によって適性の差のあるレースもあります。
馬体重増減前走からの馬体重の増減によって馬の調子を推定します。
負担重量負担重量によって発揮する能力に差が生じる場合があります。
騎手騎手によって得意な競馬場や距離が異なります。
性別馬の性別によって馬の適性が変化します。
馬齢馬の年齢によって馬の適性や能力値が変化します。
調教師調教師によって得意な距離や得意な競馬場が異なります。
生産者生産者は騎手や出走レースの選定に影響を与えます。
馬主馬主は騎手や出走レースの選定に影響を与えます。
血統父や母父の馬によって特定の性質を受け継ぐことがあります。
調教調教のラップタイムや本数、実施コースによって馬の調子を判断します。

各出走馬の過去の情報

出走回数出走回数が多くなればなるほど成長は期待できなくなります。
レース実績過去のレースのレベルと着順によって他の馬との比較を行います。
重賞実績過去の重賞の実績によって他の馬との比較を行います。
脚質これまでのレースでどういった脚質で競馬をしてきたかによって今回のレースでの脚質予想もできます。
前走からの間隔休み明けなのかどうかなども馬の能力値に影響を与えます。

以上になります。
上記の情報も一部分で、競馬ではこれ以外にも多くの情報があり、それらを複合的に判断して予想していきます。

次はこういった情報をどう集めるかをご紹介します。

→ Lesson8. 情報の集め方

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